SDGsと在留外国人支援協会
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
そのような中で、在留外国人支援協会は創設以来「『やったー!』の連鎖を」をミッションに掲げ、外国人労働者をはじめとした外国人はもちろんのこと、外国人と暮らす地域の日本人や母国の人々など全ての人が円満に暮らせる三方よしの世界の実現に向けて活動してきました。
これからも在留外国人支援協会では、誰一人取り残さないというSDGsの精神に則り、支援の輪を広げながらサステナブルな社会の推進に地道に取り組んで参ります。
SDGsを見すえた活動実績
2021年1月には在留外国人スキルアップ大学を開催し、専門家による公衆衛生や人格形成の講座をはじめ、コロナ禍で必須スキルともなったオンラインミーティングをZoomで行う講座も実施いたしました。
それに続き4月には在留外国人キャリアアップ大学をJICA中部様と共催。
カンボジア人技能実習生を対象に、パソコンの基本操作からWordを用いた履歴書作成などを行いました。彼らのスキルアップを通して彼らの未来がより良いものとなるよう支援を続けていきます。
在留外国人スキルアップ大学、在留外国人キャリアアップ大学について詳しくはこちら
Re:touch様に取材していただきました。当協会のSDGsに関する活動をまとめてくださっています。
Re:toucher18:一般社団法人 在留外国人支援協会(岐阜県岐阜市)|SDGsの先駆者に訊く|Re:touch [リ:タッチ]
またカンボジア・アンテナショップ「アンコールの食卓」や、セミナーや技能実習生の日本語、パソコン教室を行っているスペースは、岐阜駅すぐの問屋町にあります。
ここはかつては繊維問屋が軒を連ね、活気に満ちた場所でしたが今では閑散としたシャッター通りとなってしまったのです。
当協会はカンボジア人をはじめとする在留外国人の支援等を通じて、この町に再び活気を取り戻すお手伝いを行って参りたいと考えております。